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会話さえできれば有効かも 〜心理学的なアプローチのため、基本的には、まず会話をして「やっかいな女」に好感を持って貰い、「私の話を聞いてくれるいい人」になるための、会話のテクニック集です。いわゆる話術というヤツですね。 確かに、いい人と好印象を持たれれば、仕事への協力に繋がるかもしれません。がしかし、そもそも男と女は「会話」の持つ意味合いが異なります。 男は目〜〜的を達成するために会話をしますが、女は「会話」をすることが目的です。ですから、この本で紹介されているような「エモーション」を仕事に持ち込まれては、会議はまとまらないし、要点はわからないし、はっきり言って困ります。 そういう意味では、この本は仕事上は役に立たないかもしれません。感情を全て吐き出すのを待っているほど暇ではないからです。〜〜少なくとも、私がタイトルから想像していたのとは異なり、仕事をしない「やっかいな女」に仕事をさせることはできそうにありません。一般的には、内容的にも面白くタメになるので、世の全ての男性に是非読んでいただきたいです! 会話の例が現実に身近にありそうで、知らないとはまってしまう落とし穴とその回避方法がわかります。恐らく、ほぼ全ての男〜〜性が「あぁ、オレ、これやっちゃってるよ!」という日常的に起こりうる内容です。 --- 余談ですが、私の職場にも次のやっかいな女がいます。 A 朝から晩までしゃべり続けて仕事をしない女 B 誰よりも多く休暇を取る(残業もしない)くせに仕事の愚痴や上司の悪口ばかり言う女 C〜〜 ちょくちょく席を立って一向に仕事をしない女 やっかいな女に共通しているのは、4大出で学歴があり、30そこそこで一見すると可愛い感じがする(化粧が濃くて香水臭い=お水っぽい)ということです。 頭の回転が速く、学歴もあるので妙なプライドがあり、年配者や(邪心のない)後輩からよいしょされているので、若い上司の言うことなど聞きません・・・〜〜と、私の愚痴のようになってしまいましたが、こんな連中に仕事をさせる方法はありませんか? 会話すれば仕事をしてくれるというレベルではないので・・・。〜 こんなに思い当たるのかと… 社内の約半数が女性、かつ自分の部署の8割が女性、という環境で働いていて、 ちょっとしたきっかけでがらがらと自分に対する信用が崩壊。 ちょうど今、そのような状態にあって、 自分の言動の問題がこんなに当てはまるのかと反省しきりです。 内容は、女性に対してはもちろん、 コーチングの観点からも非常にためになると思います。 具体例もあり、コーナーごとに要点も示されているので、 初めて読むときにも分かりやすく、 また読み返すときにもささっとめくれそうです。 信頼回復まで、あと何日かかるのやら… 女性にもお勧め 笑いながら一気に読んでしまい、周りの男性たちに「これは読んでおいた方がいい」と勧めています。 女性から見ても「彼が、話を聞いてくれなくなったのは、そういうわけだったのね」「忙しいときに限って、上司がおかしなお説教をするのはそういうわけか」など納得のいくことばかりでした。 私は仕事のときは、この本の「男性側」、プライベートの時は「女性側」と使い分けていますが、仕事の時のウケが悪い。使い分けた方が合理的だと思っていたのですが「なぜ仕事の時はいちいちコワイっていわれなきゃいけないんだ」と疑問でした。この本を読んだら「コワイ」といわれる理由もよくわかって、感謝しています。 女性を「敵」にしないために・・・ なんか翻訳本っぽい表紙にひかれて手にとってみたんですが、オシャレ系な表紙&装丁とはうらはらに、なかみはシッカリした心理学のメソッドに基づいた「女性とのコミュニケーションの技術」をわかりやす?く教えてくれるんですね。
しかも、「NGダイアログ」「Okダイアログ」という見せ方で、ふだん男たちが女性に対して言ってしまいがちなセリフがたくさん出てくるんですけれど、これが笑える! そして、自分を振り返ってドキリとさせられるんですね。「わー、おれもやっちゃってるなぁ」と反省するコトしきり。
女性たちの気持ちに響く会話の仕方、話の聴き方、コミュニケーションの仕方さえ持っていれば、怖いものなしなんですよね。 書かれていることが、よくこの手の本にありがちな「机上の空論」ではなかったのが良かったです。 そうきたか、と思わずニヤリ。 もう、最高! OKダイアログとNGダイアログをつかっての、この著者オリジナルの手法を使っての語り口。周りの友人(男性、女性)と腹抱えて笑いながら回し読みしてしまった。さらに、この本をネタにみんなで話していると、「うちのオフィスは本当につらいよ」とだんだん深刻な話になっていって、仕事における男女の会話スタイルの違いがいかに互いを傷つけ、無駄なトラブルを引き起こしているのかがよくわかった。そういうきっかけを与えてくれたという意味でも、5つ星ですね、これは。特に、この本は自分とは関係ないと思った人こそぜひ読んでほしい。女性に聞いてみたら、そういう「おれは間違ってねえ」タイプがいちばん質が悪いんだそうだ。で、同時に、そういう男性はもてない、と。さて、あなたはどうする?
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