カスタマー平均評価: 4
プレゼンは、依頼を承諾した時点で始まる 冒頭に「人生に確実な3つのこと」が紹介されています。
・死
・税金
・人前で話さねばならないこと
本書は、3つ目の「人前で話さねばならないこと」について、
特に準備・導入について具体的で詳しい本です。
準備は、「依頼を承諾した時点で始まる」とし、事務局との
やり取りや設備・設営の確認箇所が具体的に列挙されている。
ここまで事前に段取りする必要があるのか、とも思えるが、
備えあれば憂いなし、といったところでしょうか。
また、「資料こそがあなたを売り込む」ものであり、当日は
聴衆が分からないことや同意しかねることについて説明する
ために居ることも学びました。資料は一人歩きするものでも
あるので、資料準備は徹底しようと改めて決意させられます。
導入は、アイスブレイクを数多く紹介してくれています。
なかなか馴染みやなかったり、僕には主導するのが難しかっ
たりするものが多かったのが残念です。とはいえ、参加者を
リラックさせるのに必要最小限の時間は割くべき、という
著者のメッセージは受け取りました。 どうなんだ 外国人の書いた物を訳してある作品でしたが、日本人の私には分かりにくかったです。
外国の本を日本人が訳したものを読みますが、何か・・・・
日本にはない例えとか、日本人には合わないような表現があるため、読みにくいといつも思ってしまいます。日本人が書いたプレゼンの本を買ってみようと思います。
プレゼンテーションの極意は自分に注目させること プレゼンテーションを題材にした本は山ほどあります。 どれを選んだらいいか、多数見比べた人は多いのでは? 中でもこの本は読みやすく、2〜3時間で読みきれます。 それでいて中身がわかり易く、イラストやチャートを駆使しながら、 要点を繰り返し繰り返し述べているので頭に残ります。プレゼンテーションをする際、どれだけ資料に情報を詰み込むかで苦労しませんか?私は毎回苦労します。 どうしても情報を資料に詰め込みたくなるのです。 多大な言いたい事、他人との差別化の情報、 この結論に至るまでの多大な調査の努力の結晶のような情報、 誰も気づいてないだろうと思われる細かな情報、 などなど、どうしても削れず、パワーポイントやOHPシートに盛り込んでしまう。 結果、何を言いたいのかわからなくなってしまったり、ポイントがぼやけたり、資料を読むだけの棒読みのプレゼンになってしまったり、聴衆の人が資料ばかり目で追って話を聞いてもらえなかったり・・・ こんな経験は誰もがするはず。 いかに資料をコンパクトにまとめ、話をする自分に注目させ、会場の人に意欲的に聞いてもらうか。そのヒントが書いてあります。 若干、日本人ではこうはならないだろというポイントもありますが、 それを日本人向けに修正すればいいだけのこと。 ぜひ一回読んでみて下さい。 この1冊で充分です プレゼンテーションで大切なことは、当然ながら中身である。 しかし、中身を伝えるだけなら、極端な話、書いたものを配布 して各自読んでもらえばいいということにもなる。 プレゼンテーションとは、もっと全人的なものである。 つまり、5感で表現し、聞き手の5感に訴えるものである。 そういう観点から説明した内容になっているのが本書の最大 の特徴。プレゼン資料(パワーポイントなど)のデザインを 詳しく説明したものを期待する向きには、別の本がある。 話す内容を持っている人が、実際のプレゼンを成功させたい ときに読むとよいのが本書だと思う。 プレゼン=パワポではない プレゼンテーションをすることになった時、 真っ先に思い浮かぶのが「パワーポイントを作らなきゃ!」 なのですが、本書を読んでその考えを改めさせられました。 とても参考になったのが、 ・参加者の心をつかむアイス・ブレーカー(場をなごませる手法) ・テーマをわかりやすく伝えるスキル(りんごの木のアプローチ) の2つでした。 複雑なことは言っていないし、 すでにハイレベルなプレゼンを行えている人には 当たり前のことなのかもしれませんが、 自分自身をかえりみたときに、 私には考えさせられる点が多くありました。 他にもプレゼンを面白くする方法、配布資料の作り方、 評価方法など著者の豊富な経験に基づく内容となっています。 自らのプレゼンを見直したり、効果!的にしたいと 考えている方には非常に有益な本です。
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