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エジソンから学ぶビジネスの極意 発明王を自称する人は何人もいるようだが、万人が認める発明王というと、エジソンだ。 これは、その、「発明王エジソン」の言葉が64個集められた本である。「天才は1%のひらめきと99%の努力のたまものである」 エジソンというと、この言葉が、あまりにも有名な言葉である。 あまりにも有名で、わかりやすいため、ひとり歩きしてさえいる言葉である。 この言葉は、たとえ1%しかひらめきがなくても、99%の努力で成功をつかめると解釈されている。 つまり、天才のようなひらめきは、1%もあればよい。 やっぱり、努力だよ、努力。 という言葉としてとらえられている。 凡人の救いになる言葉である。 そう解釈されるのは、エジソンが小学校に半年しか行ってない、という、ハンデのせいでもある。他の科学者からは、かなり馬鹿にされたようだ。 で、この本によると、1,929年2月11日、エジソン、82歳の誕生日の記録によるエジソンの記述として、 『最初のひらめきがよくなければ、いくら努力してもだめだ。 努力だけという人は、エネルギーを無駄にしているだけだが、このことをわかっていない人があまりにも多い』と記述しているという。 つまり、あの言葉、努力は大切だが、前提として、最初のひらめきがかんじんということを言っていたのだ。 平凡なひらめきでは、99%努力してもうまくいかないということだろう。 などと書くと、がっかりしてしまうかもしれないが、実際、凡人であるぼくは、ちょっとがっかりしたが、この本を読むと、エジソンが苦闘しつつも、ギブアップせずに次々と新しいモノを発明し続けたパワーの源泉というか、エジソンの持っていた切り札的な心構えみたいなものが読めてくる。 つまり、エジソンの言葉から、エジソンの「人」だけでなく、自分にも応用できそうな、ビジネスの極意な何かがみつかるのだ。 やはり、並大抵な人ではなかったのである。 本は、見開きページで構成さており、右ページにエジソンの言葉、左ページに著者の解説がされている。 著者の解説は、落ち着いた文章で読みやすく、分かりやすく、ありがたいことに字が大きい。 読む価値あります 天才とは1%のひらめきと99%の努力の賜物である。という言葉の真の意味を知ることができます。 洞察力に長けており、経営のヒントみたいなモノも得られると思います。 読書に非常にお金をかけており蔵書は数十万冊あるそうです。 アインシュタインとのエピソードが個人的に好きです。 もっと知りたいと思いました。 彼は耳は不自由で、小学校は数ヶ月で中退。父親からは虐待を受けて育ったという特異な人です。しかし、考え方はポジティブです。全ての物事を研究につなげて考える人でもあります。
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