カスタマー平均評価: 4.5
現実と戦わない 私たちがストレスを感じるとき-
それは頭の中の考えが、ありのままの現実と対立するときである。
ワークとは、ストレスや苦しみを生み出している考えを掘り下げ
それが自分の思い込みであることに自ら気付くプロセスである。
本書によると、世の中には「私の領域」「相手の領域」「神の領域」の3つの領域しかなく、ストレスのほとんどは自分以外の領域に干渉しようとするときに生じるという。
自分がコントロールできない領域に踏み込んでいる時、自分のことがおろそかとなり、思いと現実とのギャップで思い悩む。
そして、この3つの領域をふまえ自分の領域が守れるようになると、想像もつかない自由が訪れるという。
ストレスを感じたり不快に思うことがあれば、誰の領域に踏み込んでいるのか自問してみる。問いかけることで自分の領域に戻ることができるのだ。
私がワークを行ってみて、自分が作ったストーリーにガチガチに捉われ、勝手に自分で苦しんでいたことに気付きました。それに気付いた時の感覚は非常に新鮮でした。
相手の領域に踏み込みコントロールしようとし、思い込みが絶対で、現実を受け入れようとせず、相手が変われば自分は良くなると思っていました。
自分の考えを客観視できるようになったことが収穫です。
この思い込みというストーリーは、拭っても拭っても私たちの前に現れてきます。
現実的でシンプルで、一人でも行えるワークは、本当に人生を変えるだけの力があると思います。 悪くはないが期待しすぎないこと 日本語での要約をこちらから確認できます。
http://www.theworkjapan.com/index.html
作者のwebページには、動画があります。
The Work of Byron Katie
http://www.thework.com/
本書の内容を私なりに要約すると、【苦しみを生む自分の妄想を壊して、楽しみ生きられる夢の中に自分を置くための方法論】となります。
中々面白い手法ですが、私の肌には合いませんでした。
しかし、現状が苦しくて仕方がない方は、一読する価値はあると思います。
興味のある方は、まずはインターネットで内容を検索されると良いでしょう。 起こった出来事を客観的に解体すると、真実が炙り出される。 目からウロコの一冊! 起こっている出来事は全て中立にもかかわらず、その出来事を、善悪とか正しい間違いと自分の価値観を勝手に当てはめて、さもそれが真実だと信じ込んでいる私たち。そして人間は、その自分の思い込みの世界に生きていている生き物なんだと、この本によって思い知らされる。人生の悩みや苦しみは、自分の思い込みが作り出しているんだと思い知らされる。 自分にとって、嫌いな人や許せない人の存在は、自分の中にある「嫌いな自分」や「許せない自分」の投影でしかないと思い知らされる。 「自分の想い込み」の枠から解放された時、人は自由や愛を感じることができるのではないだろうか…。 オーディオ版を聞くとさらに理解できます 「精神世界」関係の本をずいぶん読んできましたが、これはそのなかでも「最強の本」という感じがします。 ぜひお勧めなのですが、ここでコメントしておきたいのは、実際に行なわれた対話を聞いてみると、この本を読む時とはまた違う趣であることです。この本にはオーディオバージョンがあって、それには、実際の対話がそのまま掲載されており、そのいくつかを彼女のサイトで聞くことができます。本に収められた対話は、実はかなり短縮されたもので、どうしてこういうふうに展開するのか、理解できないところもあると思いますが、実際の対話を聞くと、話し手の逡巡やさまざまな感情があって、その中で展開しているのだということが理解できます。また、印象的なのは、涙も笑いもたくさんあることで、このワークが、会場の人々の前で率直に自分を開いて、会場の人々と一緒に笑ったり泣いたりしながら行なわれていることが理解されます(夫の「浮気」を最初は恨んでいた女性が、最後は「入れ替えた文」に笑いまくってしまうという展開など、興味深いです)。また、ケイティも、この本を読むだけでは「厳しいおばさん」という印象ですが、ワークを聞くと、受容性というかやさしさが深い人であることが理解できます。猛烈な鬱と自己否定の果てに「再生」しただけあって、人の苦しみがよくわかっているのでしょう。同時に、苦しみに撞着している状態から抜け出すためには、厳しい手術のような「問い」と「理解」が必要ということも。 晴やかになれました この本を本屋で平積みされているのを観た時、「どうせどこにでもある、精神鍛錬(うんちく)本でしょ?」と思いました。 でも、どこか、”何か”に吸い寄せられるように、目が離せませんでした。 自分の気持ち次第で、世界が良くなると聞かされていても、どうしてもそうなれない私は、そういう自分がいい加減嫌になっていたので、「どうにかして、良くあれる方法(チェンジング)を知りたい。方法がわからん!」ともがいていました。 今までの自らの思い込みを払拭していくような内容を読んだ時、ものすごい抵抗感がありました。 何度も手にとっては、手離し、でも気になるからまた手にとって。何度もそれを繰り返し「本当にこの本が必要?」と問い掛けていました。 そうする問答をしばらくした後、「心は、これを読むと辛いかもしれない、抵抗を感じるかもしれないけれども、この本は、今の私に必要なモノだ!」と『直感』で感じたものを信じることにし、購入しました。 ある同じアビューズの部分から読み進めたのできつかったですが、それでも私は、今まで人に言われていて抵抗のあった言葉でなく、本にかかれている対話の流れに出てくる言葉たちに釘付けられました。 そして、すんなりと私の中に入ってきました。 実際に、その場でワークを受けているような疑似体験が得られます。 自分に立場を置き換えてみたり、相手を置き換えてみたりしつつ読むだけでも、ずいぶん違います。 私にとってはすばらしい出会いとなりました。心が澄み渡っていくようです。 この本は、きっとあなたの苦しみを解放する、最初の布石となると思います。 ぜひ、みなさんも手にとって読んでみて、体験して欲しい、また実践していって欲しい、すばらしい出会いとなることでしょう。
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